2月19日（土）10時～13時、コープ総社東でフードドライブが開催されました。《主催：ふくしネットそうじゃ（総社市社会福祉法人 社会貢献活動推進協議会）》
おかやまコープの職員・組合員も参加し、提供品の受付を行いました。

フードドライブは、家庭などで食べ切れず未開封のまま保管されている食品の寄贈を受け、必要とする団体・施設や個人に提供する活動です。今年度2回目となる今回は、前回開催時（2021年10月）の晴天とは打って変わって雪が舞う中での開催となりましたが、たくさんの方が食品の提供に訪れていました。
 





食品を提供した方の中には、「大変な状況の方がおられると報道で見て、店内に掲示してあったチラシで今日の開催を知って、持ってきました」「わが家のストックだけでなく、お取り寄せした“美味しいもの”も入れています」という方や、「準備して来ようと思っていたのに忘れたから」と、コープ総社東で購入した食品を受付に持って来た方もおられました。
 
前回も協力してくださった男性をお見かけしたので、お話を伺いました（写真右端）。

「こういう所に食品を持って来ようという人は、『余っとるから持って行こう』『何でもいいから出しとこう』じゃなくて、ちゃんと『これを出していいかどうか』を考えて、選んで、持って来とると思うよ。自分も今回、買うて来たものも入れとる。孫にやる分をこっちにも、いう感じじゃな。どうしてか？そりゃやっぱり『隣人を愛する』いう気持ちじゃないかな」

 また、フードドライブ受付コーナーの隣では、「特定非営利活動法人れんげ福祉会　ワークセンターそうじゃ」さんが、総社デニムマスクや軍手、利用者さんが丹精込めて育てた花の苗を販売されていました。


 「きれいな苗！お庭に植えます」「子ども用の軍手、デザインが可愛い！」「デニムマスクの肌触りが良いのでお気に入り。知り合いにもあげようと思います」・・・皆さん、笑顔で買って行かれました。
 
当日は冷え込みの厳しい一日でしたが、来店された組合員さんの多くが足をとめて、フードドライブの活動について聞いてくださったり、「寒いのにおつかれさま」とスタッフを労ってくださったりしました。 店頭にテントを設置していたため、ご不便をお掛けした場面もあったかと思います。ご協力くださり、誠にありがとうございました。

【総社市社会福祉協議会 生活困窮支援センター長の大柳 堅司（おおやなぎ　けんじ）さん】
あいにくの天候の中、食品の提供にご協力くださり、とてもありがたいと思っております。
今日提供いただいた食品は、充分に活用させていただきます。

【組合員さんのコメント】
 村上利知巳（りちみ）さん（備北エリア理事）
フードバンクやフードドライブの認知度は上がってきています。提供先が増え、活動が広がっていることも実感しています。
 
岡本真理さん（備北エリア委員長）
提供された食品が”どういうルートでどんな方に届くのか”を意識して提供されている方もおられました。総社市社協さんが作っておられるリーフレッ