左からAMDA社会開発機構 ネパール事業担当 竹久 佳恵様、AMDA社会開発機構 白幡利雄本部長、おかやまコープ組合員
※「ネパール母子健康格差是正事業」は、AMDA社会開発機構がネパールで進めている活動です。おかやまコープは、2020年の現地視察によって支援内容とその必要性を確認し、その後開催された報告会により組合員の理解をすすめました。おかやまコープは2021年度からAMDA社会開発機構へのAMDA基金拠出先をネパールへ変更し「母子健康格差是正事業」を支援しています。
おかやまコープは2007年より、10月を「おかやまコープAMDA募金月間」とし、組合員へ募金を呼びかけています。寄せられた募金は「おかやまコープAMDA基金」として積み立て、AMDAからの要請に応じて支援金として拠出しています。
オルガ本部で開催された贈呈式では、おかやまコープ組合員からAMDA社会開発機構 海外事業運営本部 白幡利雄本部長に募金の目録とネパールのお母さんや赤ちゃんを想って組合員が書いたメッセージ、組合員が心を込めて手作りしたプレゼントをお渡ししました。
AMDA社会開発機構 白幡利雄本部長 (左)に組合員の書いたメッセージを贈呈

組合員さんが心を込めて書いたメッセージブックの一部
組合員の手作りプレゼントも贈呈
おかやまコープ 鍋谷理恵子全体理事は「私たちの募金は確かに届いていること、赤ちゃんキットが古いしきたりを変えるきっかけとなり、診療所での出産が増えていると知ってとてもうれしく思っています。今日のこの会がおかやまコープの国協力支援活動への理解を深め、エリアの取り組みにつながる機会になればと思います」と挨拶しました。
AMDA社会開発機構 海外事業運営本部 白幡利雄本部長からは「皆さんからのたくさんの気持ちを受け、私たちがネパールどういう活動をしているか、この一年の成果もふくめてお伝えさせていただく場を設けていただきありがとうございます。今年は国際協同組合年、またおかやまコープさんとは「ザンビア」プロジェクトとして、現地の青少年育成などへの協力支援を開始していただき、15年目の節目の年となります。こうしてお互い一緒に支え合い、気持ちを新たにする機会をいただきましたことを改めてお礼申し上げます」と感謝の言葉が述べられました。
募金贈呈式の後、AMDA社会開発機構 海外事業運営本部 ネパール事業担当の竹久 佳恵さんより、現地での支援活動について、エコー診察の促進や診療所の整備など、具体的な取り組みやその成果についてご報告いただきました。
現地での成果を報告するAMDA社会開発機構竹久さん
また、現地で新しく生まれてきた赤ちゃんにプレゼントしている「赤ちゃんキット」の紹介もありました。
「赤ちゃんキット」の中身を手に取って説明を聞く組合員

赤ちゃんキットの中身
贈呈式後に参加者全員で記念撮影