平和活動
「平和は大切」の想いをはぐくむ
平和は暮らしの大前提。
平和な社会がなければ、日々の暮らしをいとなむことはできません。
そして、平和は、ひとりひとりが努力して創るもの。
「平和な未来を子どもたちに手渡したい」という願いの実現のために、くらしの中から平和への想いを語り合い、考え合う活動をすすめています。
生協はなぜ平和運動に取り組むのでしょう
人々は、第二次世界大戦中にたくさんの苦しい体験をしました。
生協運動もまた、その存続には平和こそが基盤になることがわかりました。
私たちが求めるよりよいくらしは平和なくしてはありえないことを学び、1951年3月、日本生活協同組合連合会は、創立宣言でまず第一に、平和を願い求める組織であることを表明しました。
核兵器も戦争もない平和な未来を子どもたちに手渡したい
広島、長崎に原子爆弾が投下されて、70年以上が経過しようとしています。しかしながら、今なお地球上には数多くの原子爆弾が存在し、被爆者の苦しみは、今も続いています。
こうした中で、被爆者たちは高齢化しており、被爆者体験や被爆の実相を語り継いでいくことが大切な取り組みになっています。わたしたちは、被爆体験や被爆の実相などを風化させず、次世代に残していくこと、戦争の被害や加害の歴史を学ぶ取り組みを大切にしていきます。
平和の活動を通して、平和の大切さを知り、平和な世界を実現するためにできることをみんなで考えてみましょう。
憲法のこと
「私たちの暮らしと憲法」について学びあいましょう
生協では、いろいろな意見や考え方があることを前提に、国のかたちともいえる日本国憲法について関心を持ち、学び、考えることを基本にしています。
平和憲法・九条を知っていますか?
1947年5月3日に施行された日本国憲法。
憲法は、国民こそが国の主権者であることを基本にし、前文において、日本国民が「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないよう決意」したこと、「恒久の平和を念願」し、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免がれ、平和のうちに生存する権利を有すること」を明記しています。
戦争で多くの命と生活の基盤を失った反省から、日本は新しい憲法(主権在民・基本的人権・平和主義)に未来を託しました。
とりわけ、世界に向かって二度と戦争をしないと誓った平和憲法・九条は世界に誇れる宝といわれています。
平和文集(岡山市民生活協同組合 消費者・平和委員会など発行)
- 平和文集 虹のレール’85(発行:1985年2月10日)
- 平和文集 虹のレールⅡ(発行:1989年4月1日)
- 平和への道しるべ_沖縄のこころを追体験して(1987年12月18日 総社センター平和活動委員会)
ご希望の方は、組合員活動グループまでお問い合わせください。