50周年

ユニセフ

世界では、5歳の誕生日を迎える前に、
年間520万人の子供が命を落としています。
その原因の多くは、安全な水やワクチンがあれば
簡単に防ぐことができるものです。
あなたの募金が子どもたちの支援に役立ちます。

「バケツ1杯の水を送ろう」からスタート

「バケツ1杯の水を送ろう」
からスタート

国際児童年の1979年、日々水汲みの重労働に追われる開発途上国の子どもたちに「バケツ一杯の水を送ろう」と、全国的なユニセフ協力活動がはじまりました。

おかやまコープは、世界の子どもたちを支援する国際協力として、ユニセフ募金や学習活動をすすめています。

ユニセフ(国際連合児童基金)について

ユニセフとは?

ユニセフ(国際連合児童基金)は、すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動しています。保健、栄養、水と衛生、教育などの支援活動を実施し、その活動資金はすべて個人や企業・団体・各国政府からの募金や任意拠出金でまかなわれています。

ユニセフ
ユニセフ

「第二次大戦の荒廃から子どもたちを救う」目的で1946年の第一回国連総会で創設されたユニセフは、戦災国での援助活動を開始しました。日本でも、戦争が終わったあと、たくさんの子どもたちが厳しい暮らしをしていました。ユニセフは、1949年から1964年の15年間、日本の子どもたちに学校の給食で飲む粉ミルクや医薬品などを送り、その援助総額は、当時のお金で65億円にもなりました。

岡山ユニセフ協会

岡山ユニセフ協会の片岡雅子専務理事から、おかやまコープの組合員にメッセージ動画をいただきました。

寄せられた募金の使われかたやおかやまコープが「指定募金」で応援してきたミャンマーでの活動などお話いただきました。ミャンマー「女性と子どもの栄養支援プログラム」により、母子の栄養指導や栄養不良の子どもの発見、治療につながっているようすを知ることができます。

岡山ユニセフ協会は、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する組織として、
1988年に設立され、国際協力支援活動をすすめるおかやまコープと協力しながら活動しています。
詳しくは岡山ユニセフ協会ホームページをご覧ください。

岡山ユニセフ

募金について

ユニセフの募金には大きく分けて3つの種類があります。
いずれの募金も子どもたちのために使われるもので、ユニセフの活動を支える大切な募金です。

募金について

一般募金

約190の国と地域で、子どものための幅広い支援活動に使われます。

緊急募金

自然災害や紛争などの緊急事態が起こった地域で、被害にあった子どもたちのための緊急支援に使われます。

指定募金

支援する国とプロジェクトを支援者が選び、募金する方法で、募金の使途がわかりやすくなります。

募金でできる支援例

子どもたちの免疫力を高め、感染症にかかりにくくする

ビタミンA カプセル1錠

募金
2円

重度の栄養不良からの回復に役立つ

栄養治療食 1袋

募金
50円

10リットルの水を貯水・運搬できる

折り畳み式の貯水容器1つ

募金
217円

熱に弱いワクチンを一定の温度に保って運べる

ワクチン用保冷庫1個

募金
2,096円

※2023年1月時点の価格です。輸送や配布のための費用は含まれていません。

子どもたちを取り巻く環境は確実に改善されてきています

2022年度の改善例

保健・栄養

ユニセフ

発育阻害やその他の栄養不良を防ぐためのサービスを約3億5,600万人の子どもたちに提供しました。

教育

ユニセフ

学校に通っていない子ども3,790万人以上が就学前教育、初等、中等教育プログラムに参加しました。

水と衛生

ユニセフ

3,060万人に安全な飲料水を、2,600万人に清潔なトイレを提供しました。

子どもの保護

ユニセフ

2,520万人の子どもや若者にメンタルヘルスや心理ケアサポートを提供しました。

おかやまコープの
ユニセフ活動

おかやまコープは1984年からユニセフの取り組みを開始し、
2022年度までに約2億1,200万円の組合員募金が寄せられています。
今年度もだれもができる世界中の子どもたちへの応援として、募金活動を中心に取り組みを行います。

ユニセフ
2022年度
募金総額
4,602,968
ユニセフ募金
(宅配)
4,013,092
店舗の募金箱など
589,876

ご協力ありがとうございます。
寄せられた募金は全額日本ユニセフ協会へ送金いたしました。
そのうち100万円は2月に自然災害緊急募金「トルコ・シリア地震」として贈呈しました。

動画視聴のご案内

2022年度ユニセフ活動報告を片岡雅子専務理事にお話しいただきました(約10分の編集版)
寄せられた募金の使われ方やユニセフの啓発活動の様子を知ることができます。

ユニセフ募金

ユニセフ

12月~1月の取り組みです。宅配ではOCR注文書とeふれんずで、店舗では募金箱で受け付けます。

ユニセフ
ハンド・イン・ハンド

ユニセフ

日本ユニセフ協会の呼びかけで取り組まれている街頭募金で、おかやまコープではコープの店頭や街頭で募金を呼びかけます。

ミャンマー指定募金

ユニセフ

おかやまコープは、2015年度からはミャンマー指定募金に取り組んできました。(一般募金から150万円を指定募金として)

ミャンマーでは、慢性的な栄養不良に苦しむ子どもの割合が高く、母親である女性たちの乳幼児に対する食習慣についても知識が十分に行き届いていません。指定募金を活用し、ミャンマーの栄養状況が良くない地域にいる子どもたちのために、医療従事者への栄養指導の研修や微量栄養素の配布などを実施しています。

※この間のミャンマーの経済成長や5歳未満児死亡率減少など状況改善がすすんだことを受け、ミャンマーへの「指定募金」は2020年度で終了し、今後は幅広く世界中の子どもの命と健康を守る活動に使用される「一般募金」で応援を続けます。
(2020年度末に送金したミャンマーへの「指定募金」は、2021年7月~2022年6月までの期間で活用されます。)

具体的な活動例

  1. 1質の高い栄養指導を行う医療従事者の育成
  2. 2微量栄養素を乳幼児に配布
  3. 3栄養不良児への栄養治療食の提供
  4. 4栄養改善に向けた意識・行動変容のための広報活動

2015~2020年度の募金(第1~5期)
活動・改善例
(2016年7月~2021年6月)

  • 6,080人の医療従事者等が“乳幼児の栄養改善”についての研修を受けました
  • 54,000人の子どもに微量栄養素パウダーを提供
  • 32箱の栄養強化ミルクを栄養不良に苦しむ子どものために調達しました
  • 1,930冊の乳幼児の栄養改善カウンセリング用フリップチャートを印刷・配布

ミャンマーの女性と
子どものストーリー

コロナ禍でも栄養改善活動を
続ける
医療従事者や
保健ボランティアたち!

シャン州では、栄養不良が社会問題となっており、国民に栄養改善の知識や実践が不足していること、質の高い医療サービスを受けられないことが、事態をより悪化しています。

ユニセフ・ミャンマー事務所では、医療従事者や保健ボランティアの代表に対して乳幼児の栄養改善についての実践的な研修を提供しました。研修を受けた医療従事者たちが妊娠中・育児中の女性に対してカウンセリングを行っています。

ユニセフ

急性栄養不良で入院したアイ・ウィン・コー君

ユニセフ

カウンセリングに使用される栄養改善についての挿絵が描かれたフリップチャート(表紙)

農業で生計を立てているナン・サン・ホムさん(28)は、生後6か月まで母乳のみで育てる完全母乳育児の方法について知識がなく、第1子の息子を育てていた時には早期から粉ミルクを与えており、長男はよく下痢をしていました。

しかし、ユニセフの研修を受けた保健ボランティアのナン・モエ・スーさんのカウンセリングを受けたナン・サン・ホムさんは第2子の女の子に適切な完全母乳育児の実践ができ、下痢に悩むことはなくなりました。集会が制限されているコロナ禍の現在も、彼女たちはマスク着用などの感染対策をしながら村を回って栄養カウンセリングを提供しています。

コアノンスマイル
スクールプロジェクト

コアノンスマイルスクールプロジェクト

おかやまコープでも取り扱う「コアノンロール」の売り上げの一部をアンゴラ共和国の子どもにやさしい学校づくりのために募金しています。募金は学校施設の整備をはじめ、先生への教育や地域コミュニティーの教育への理解を深めるための研修等に使用されています。詳しくはコアノンスマイルスクールプロジェクトのホームページをご確認ください。

コアノンスマイルスクールプロジェクト