今年の「平和のひろば」は、被爆・戦後80年を迎え戦争体験者が高齢化する中で「想いをつなぐ 今 継承のとき」をテーマとして開かれました。
長崎県出身の被爆3世でノーベル平和賞受賞式に日本被団協代表団の一員として最年少で出席した林田光弘さん(一社Peace Education Lab Nagasaki代表理事)にご講演いただきました。講演にあたって、日本被団協代表委員 田中煕巳さんからいただいたビデオメッセージを上映しました。
山陽学園中学校・高等学校による書道作品の紹介や被爆者の土屋圭示さんの体験をもとにした紙芝居や手記の朗読、小中学生が取り組んだ「おかやまコープ子ども平和新聞『おりづる平和新聞』」の披露と子ども記者の修了式なども行われました。
最後に岡山市原爆被爆者会の廣信靖之会長から閉会挨拶をいただきました。
さまざまな世代の方たちが参加し、平和を願い求める気持ちを共有して、”平和のために今すべきこと””自分自身にできること”などを考える時間となりました。

田中さんから参加者へのビデオメッセージ。ステージ右側にあるのは山陽学園中学校・高等学校書道部の作品

林田光弘さんの講演「長崎が最後の被爆地であり続けるために」
林田さん「何が正義かは見方によって異なります。
”悪い”とみなされる行為にも動機があることを理解し、暴力が表面化しないように考えることが、心の中に平和の砦を築くことにつながるのではないでしょうか。
核兵器廃絶に向けて被爆の実相を伝えることが日本の役割です。被爆体験の特異性を理解し、広島・長崎に限らず発信していくことが大切です。
平和の実現のために、戦争の理由を”芽”の段階で摘むには何が必要かを考えることが大事です。」

山陽学園中学校・高等学校JRC部の生徒さんたちによる創作紙芝居と被爆者の手記の朗読

「子ども平和新聞プロジェクト」の修了証をおかやまコープ田中照周理事長から子ども記者3名に授与。出来上がった『おりづる平和新聞』は会場内で配布されました

廣信会長による閉会挨拶

寄せられた絵はがきと子どもたちが作ったピースアート(中心に貼ってあるもの)の展示


ロビーには「原爆と人間展」のパネル展示や組合員活動の取り組み紹介もあり、たくさんの方が足をとめていました★参加者の声
・平和について、私にも何かできるかなと思いました。受けとめた話を何かにつなげられたらなと思いました。
・平和について楽しく学ぶことは大事だと思ました。
・紙芝居は、被爆者の方の話を忠実に作品にされていて、とても分かりやすかった。
☆子どもたちの感想
・戦争の芽をつみとっていくことが平和な世界の構築につながると感じました。
・戦争のひさんさをこうせいにつたえるため、長崎が最後の被爆地であることをつたえるひつようがある。
平和のひろば2025 見逃し配信(YouTube)