コープ足寄牛
北の大地の恵みを食卓に…

十勝の東北部、帯広市から65キロの距離に位置する足寄(あしょろ)町からお届けしています。
「安全・安心」「おいしさ」が自慢です
- 肥育期間においては、抗生物質、ホルモン剤は一切使用していません。
- 飼料全体の35%を占めるとうもろこしには「PHFコーン」を使用しています。
(「PHFコーン」…収穫後に殺虫、殺菌、防カビ等の農薬を使用せず、また遺伝子組み換え原料が含まれないように生産から流通まで管理されたとうもろこし) - ウルトライザーと呼ばれる紫外線殺菌装置を導入し、小分けされた部分肉を衛生的に管理しています。
食卓に届くまで


素牛(もとうし)農場

肥育の形態には、生後約6ヶ月の仔牛を導入し肥育する【素牛(もとうし)導入型】と、素牛から出荷まで同じ農場で育てる【一貫肥育型】があります。
素牛(もとうし)導入型
足寄町農業協同組合もしくは、北海道チクレン農業協同組合連合会が契約している生産者の仔牛が、肥育農場に導入されます。
一貫肥育型
酪農家で生まれた濡れ子(生後1~2週間の生まれたばかりの赤ちゃん牛)が、足寄町農業協同組合の管理もと、肥育農場へ供給されます。
- 牛一頭一頭には固有の個体識別番号が付与され、生年月日・出生地・性別・品種・移動歴などの情報が管理されています。
と畜場
と畜は、(株)北海道チクレンミート北見食肉センターで行われます。
と畜場では、枝肉(骨付きの肉の状態)まで加工されます。
加工場

枝肉は、ここで、各パーツに小割され、真空包装され、出荷されます。
工場内は、清潔に管理され、自主検査、第三者機関委託検査なども徹底されています。
おかやまコープ各店舗
福留ハム(株)岡山支店から、おかやまコープ各店へ仕分け・配送されます。
入荷した部位肉は、店内の作業場で、料理用途に合わせてステーキ用や焼肉用、切り落とし、薄切りなどに加工されます。おかやまコープの商品検査室では、売り場からの抜き取り検査も毎週実施しており、安全性のさらなる向上をはかっています。
一頭ごとの個体識別番号は、各店舗で商品として並べられるまで厳格に管理されています。
肥育の様子
コープ足寄牛の肥育生産農家は、足寄町農業協同組合の指導で統一した肥育を行っています。
牛舎

牛舎は飼育月齢ごとに、わかれています。

極寒の足寄町。牛が飲む水が凍るのを防ぐためにタンクやボイラーが設置されています。

牛舎の敷ものは木の皮です。この中にたくさん保管されています。

出荷2ヶ月前に敷くおがくず。
飼料
成長に合わせて、配合を変えて給与します。
主な給与飼料(原料)
穀類(加熱処理とうもろこし・とうもろこし・ライ麦・マイロ・加熱処理大麦・大麦・小麦粉・キャッサバ・乾燥処理大豆)
そうこう類(ふすま、スクリーニングヘッドコーングルテンフィード、米ぬか)
植物性油かす類(大豆油かす、あまに油かす、なたね油かす)
その他(アルファルファミール、糖蜜、炭酸カルシウム、食塩、リン酸カルシウム)
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加熱とうもろこし・とうもろこしは、『PHFコーン』です。 『PHFコーン』…収穫後に殺虫、殺菌、防カビ等の農薬を使用せず、遺伝子組み換え原料が含まれないように生産・流通を管理しているとうもろこし。 |
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飼料。成長に合わせて、配合を変えながら給与しています。

成長に欠かせない塩分。塊をなめます。

月齢10ヶ月までの牛は「前期飼料」を与えます。良好な発育と肉質を追求するため、タンパク質を重視した配合になっています。

月齢11ヶ月からは、出荷まで「後期飼料」が与えられます。肉質向上と安定を図るため、大麦が20%配合されます。