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美作エリア「ぼうさいカフェ」 体験を交えて防災・減災を学びました
2019/03/11
3月7日(木)、おかやまコープ美作エリア企画「ぼうさいカフェ ~防災士と学ぶ『防災・減災』のこと~」が開催され、組合員17名が参加しました。
全労済の木岡繁男さんと二宮祐樹さんを講師にお迎えし、災害から身を守るための知識や必要とされる備えなどについて、体験を交えて学びました。
はじめに、木岡さんから講演がありました。過去の自然災害から得られた教訓をもとに「災害から身を守るには」「ハザードマップの見方を知る」「いざという時に取るべき行動は」「『ご近助』づきあいを大事に」「備蓄や避難時の必需品」「人はなぜ避難しないか」等、映像を交えて詳しくお話していただきました。木岡さんの、クイズとジョークを織り交ぜた軽妙な話術に、参加者はぐいぐい引き込まれました。
特別ゲスト!?二宮さんもパフォーマンスで「ローリングストック」を説明。
「ガラス飛散歩行体験」
靴を履かずに卵の殻を踏むと、足の裏に刺さってチクチクと痛い。でも、新聞紙で作った簡易スリッパを履いて踏んでみると、、、「痛くない!」
「負傷者搬送体験」
物干し竿と毛布で作る担架。毛布を三つ折りにするのがポイントだそう。
「段ボールで簡易トイレ作り」
段ボール2つとポリ袋で作った「簡易トイレ」は結構頑丈。ビニール袋の中に新聞紙やお茶ガラを入れておくと、吸水・消臭効果が期待できます。
交流タイム
「被災地を買って応援する商品」の紹介や、西日本豪雨の被災地支援活動報告がありました。店舗では3/8~3/12の期間、「東日本応援」企画を実施。
「煙体験」
白い煙(無害)を充満させた4メートルのテントを通り抜けます。テントの中は全く前が見えません。
参加者は、テントから出るなり「前が全然見えなかった」「出口まですごく遠く感じた」「いざ火災となると慌ててしまうかも」「まさに『百聞は一見に如かず』でした」などと口々に感想を話していました。
木岡さん「姿勢を低くして移動するので、床に何か目印があるといいですね」
木岡さんから「今がまさに災害前日・直前だと思い、意識と行動を変えることが防災・減災ではないでしょうか」との提言があり、参加者は大きく頷いていました。
【参加者の声】
・防災士の方のお話がとてもおもしろく工夫されていて、あっという間に時間が過ぎました。他人事ではなく自分のこととして、防災について意識を高め、家族や友人を避難の仕方などを日頃から話し合おうと思いました。
・とてもためになりました。いつも気になっていたのですが、きっかけがなく、何もしていませんでした。これを機にハザードマップをちゃんと見ようと思いましたし、食糧も集めておこうと思いました。煙の中を歩くという、とても貴重な体験ができてよかったです!