おかやまコープの産直第一号商品である「コープ産直こめたまご」の安定的供給のため、2021年3月より井原市で工事をすすめてきたJA全農による新鶏舎「コープスターファーム」が完成し、3月30日（水）、竣工式を行いました。


 新設された鶏舎「コープスターファーム」

竣工式には、おかやまコープ　平田昌三理事長、JA全農岡山本部　山本高宏畜産部部長、岡山JA畜産　菱川大二郎社長ら16名が参加しました。
 
迫本宮司による祝詞奏上（のりとそうじょう）や玉串奉奠（たまぐしほうてん）などの神事が行われた後、式典では岡山JA畜産　菱川社長から「組合員さんに安心して食べてもらえる卵を生産し、地域の方から喜ばれる農場を目指して頑張っていきます」とあいさつがありました。


迫本宮司による祝詞奏上


 あいさつする岡山JA畜産　菱川社長

　続いて、平田理事長は「コープ産直こめたまごは毎週4万人の組合員が登録し利用しています。組合員の生活を守るしくみが、こういった施設を通してつくることができたと思っています。これからも組合員と生産者がつながれるように精一杯頑張っていただきたい」と祝辞を述べました。


祝辞を述べるおかやまコープ平田理事長
 
　式典の後、参加者は、密閉性が高く室温を管理しやすい「ウインドレス鶏舎」や採れた卵を自動的に集める「集卵舎」、鶏のふんを肥料にする「堆肥舎」などオートメーション化された最新設備の新鶏舎を見学しました。「ウインドレス鶏舎」は温度を制御し、夏場も快適な環境で飼育できるとともに、鳥インフルエンザなど感染防止にも有効で、組合員に安定的にたまごを供給することが期待できます。


新鶏舎を見学する参加者