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「平和のひろば 2023」開催しました

2023/07/22
7月22日(土)、オルガホールにて「平和のひろば 2023」を開催し、会場98名、オンライン27名、合計125名の参加がありました。

「平和のひろば2023」動画はこちらから



最初に、岡山県原爆被爆者会を代表して、廣信靖之(ひろのぶ やすゆき)会長より、「被爆の実相を語ることができる被爆者が年々少なくなる中、再び被爆者をつくることがないよう、これからも核のない世界の実現に向けて活動を続けていきます」とあいさつがありました。


あいさつされる廣信会長

その後、俳優の斉藤とも子さんから「被爆者に支えられて~いのちのバトンをつなぎたい~」と題して講演がありました。斉藤さんは、井上ひさしさん原作の「父と暮せば」の舞台出演をきっかけに、被爆者の方々との交流が始まり、「自分が生きていくのに不安だった頃、被爆者の方々と出会い、その前向きな生き方が自分を支えてくれた」、「被爆者の方々との交流を通じて私にもできることがあると気付くことができた」、「一番幸せになってもらいたいのは被爆者の方々です」と語られました。



斉藤さんの平和や被爆者の方々への想いがこめられたお話に、参加者からは大きな拍手が送られました。

続いて、山陽学園中学校・高等学校JRC部の皆さんによる平和の紙芝居「フジ子ちゃんと原爆~ひとりの卒業生も出せなかった学校で~」が披露されました。
JRC部の皆さんは、戦争体験を語り継ぐ継承活動や被災地支援などのさまざまなボランティア活動に取り組まれています。実体験をもとに高校生によって作られた紙芝居に参加者は真剣に耳を傾けました。



最後のトークタイムでは、斉藤とも子さんの進行で、岡山県原爆被爆者会の廣信会長、山陽学園JRC部の森原初菜(にいな)さん、梶山咲穂(さほ)さん、緒方康之先生、おかやまコープ倉敷エリアで平和の活動をしている伊藤さん母娘が平和への想いを語り合いました。



高校生たちから「戦争や被爆者のことはあまり知らなかったが、被爆者の方からの経験を通じたお話や広島で実際に見た資料で原爆の恐ろしさを知った。もっと多くの人に知ってもらいたい。」
「若い人にもっと知ってもらうため、身近な人に伝え、広げていきたい」と伝えられました。
廣信会長は「語り継ぐ人が少なくなっている。元気なうちに後世に色々な場面で伝えていきたい」と想いを述べられました。


講演された斉藤とも子さん(前列右から3番目)を囲んで記念撮影

参加者の声
・斉藤さんが、なぜ被爆者の方たちと関わるようになったのか、今、どんな思いで活動されているかが、よく分かりました。ご自身の体験から生まれた言葉が心に響きました。
・JRC部の若い学生さんがこうやって伝え続けてくれることは素晴らしいと思います。
・コープの活動が、次の世代の意識を高める機会になっていることをうれしく思いました。




 
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