最新情報・お知らせ
「へいわのひざかけ モチーフをつなごう」(美作エリア)を開催
2020/10/20
10月16日(金)、「へいわのひざかけ モチーフをつなごう」がコープ林田(津山市)・久世エスパス(真庭市)・作東農村環境改善センター(美作市)の3会場で開催され、合わせて約30人が参加しました。
これは美作エリア《へいわと国際協力支援プロジェクト》が主催する企画で、組合員さんから寄せられたモチーフをつないだひざかけを「原爆被爆者特別養護ホームかめだけ(以下 かめだけ)」(長崎県)に贈る活動の一環です。
【活動は今年で26年目】
美作エリアの、「かめだけ」に「へいわのひざかけ」を贈る活動は1995年に始まりました。真庭市にお住まいの組合員さんが「被爆者の方々に何かしたい」という思いを抱き、ひざかけの贈呈を受け入れていただける施設を探したところ、「かめだけ」とご縁ができました。以後26年間、途切れることなく続けています。
真庭地区から始まった「へいわのひざかけ」の活動は、10年ほど前から“一人ひとりが家庭でできる平和の取り組み”として美作エリア全体に広がり、編み方やつなぎ方の講習会も開かれるようになりました。モチーフを編んだりつないだり、会場に集まったり自宅で作業したりと、参加の仕方はさまざまですが、毎年多くの組合員さんが関わる活動として長く続いています。
【モチーフ40片が1枚に】 コープ林田には、エリア委員会メンバーも含めて10人が集まりました。間隔を空けて着席すると、それぞれにひざかけ1枚分の材料セットが手渡されました。この材料セットには、40片のモチーフとそれをつなぐための毛糸が入っています。「へいわと国際協力支援プロジェクト」のメンバーが、色合いを考えてセットしているのだそう。配色にセンスが光ります。
今年は40枚のひざかけが出来上がる予定です。組合員さんから寄せられたメッセージカードを添え、クリスマスプレゼントとして「かめだけ」の皆さんにお贈りします。
【美作エリア委員会メンバーの思い】
美作エリア委員長 生内清恵(はえうち きよえ)さん
この活動には、始めたご本人から直接お話を伺ったこともあって、特別な思い入れがあります。四半世紀も続いてきたことはすごいことだし、「絶対に無くしちゃいけんな」と思います。
美作エリアの平和活動のシンボル、「折り鶴ブローチ」も作りました。
「モチーフつなぎに疲れたらブローチ作ってくださいね」との呼びかけに、
参加者は「それも指先使うし、目が疲れるわ~(笑)」。
和やかな雰囲気に包まれていました。
片付け後に集合写真を撮影したため、全員が映っていなくてごめんなさい。
3歳のお子さん連れのお母さん(前列左端)は、材料セットを持って帰られました。
会場ではなくご自宅でモチーフつなぎをする方は、今年は16人いるそうです。
【他の会場のようす】
作東農村環境改善センター(美作市)【写真】と久世エスパス(真庭市)でも同日開催されました。
これは美作エリア《へいわと国際協力支援プロジェクト》が主催する企画で、組合員さんから寄せられたモチーフをつないだひざかけを「原爆被爆者特別養護ホームかめだけ(以下 かめだけ)」(長崎県)に贈る活動の一環です。
【活動は今年で26年目】
美作エリアの、「かめだけ」に「へいわのひざかけ」を贈る活動は1995年に始まりました。真庭市にお住まいの組合員さんが「被爆者の方々に何かしたい」という思いを抱き、ひざかけの贈呈を受け入れていただける施設を探したところ、「かめだけ」とご縁ができました。以後26年間、途切れることなく続けています。
真庭地区から始まった「へいわのひざかけ」の活動は、10年ほど前から“一人ひとりが家庭でできる平和の取り組み”として美作エリア全体に広がり、編み方やつなぎ方の講習会も開かれるようになりました。モチーフを編んだりつないだり、会場に集まったり自宅で作業したりと、参加の仕方はさまざまですが、毎年多くの組合員さんが関わる活動として長く続いています。
【モチーフ40片が1枚に】
ひざかけは、組合員さんが編んだ10cm四方のモチーフ40片をつないで作ります。仕上がりサイズは50cm×80cm、車イスで使いやすいようやや小さめにしてあります。
モチーフを並べてみて仕上がりイメージが固まったら、いよいよモチーフをつなぐ作業へと移ります。経験者ばかりとあって編み針はリズミカルに動き、モチーフは見る見るひとつになっていきます。
BGMの「ひろしま被爆ピアノ」のやさしく力強い音色が会場を包んでいました。
BGMの「ひろしま被爆ピアノ」のやさしく力強い音色が会場を包んでいました。
今年は40枚のひざかけが出来上がる予定です。組合員さんから寄せられたメッセージカードを添え、クリスマスプレゼントとして「かめだけ」の皆さんにお贈りします。
【美作エリア委員会メンバーの思い】
美作エリア委員長 生内清恵(はえうち きよえ)さん
この活動には、始めたご本人から直接お話を伺ったこともあって、特別な思い入れがあります。四半世紀も続いてきたことはすごいことだし、「絶対に無くしちゃいけんな」と思います。
今年は新型コロナウイルスのこともあるので、ひざかけをお送りしていいかを「かめだけ」さんにお尋ねしたところ、「ぜひ送ってください」とお返事をいただきホッとしました。安心して使っていただけるよう、作業前に手指の消毒をするなど感染予防に気を配っています。
「かめだけ」さんからは毎年、入所者の皆さんの写真が添えられたお礼状をいただいています。直接お会いすることは難しいけれど、交流が続いていることをうれしく思っています。
平和の取り組みは、ずっと継続していくべきもの。これからの時代に合わせて、新しい感性も取り入れながらますます活動の輪を広げていきたいです。
「かめだけ」さんからは毎年、入所者の皆さんの写真が添えられたお礼状をいただいています。直接お会いすることは難しいけれど、交流が続いていることをうれしく思っています。
平和の取り組みは、ずっと継続していくべきもの。これからの時代に合わせて、新しい感性も取り入れながらますます活動の輪を広げていきたいです。
「へいわと国際協力支援プロジェクト」メンバーの影山美恵子さん(写真右)は、「『ウィークリーコープ(美作エリア版)』で募集したところ、8・9月の2か月間で約1600片のモチーフが集まりました。1枚でもいいので思いを込めて編んでくださいね、とお伝えしています。多くの方に関わってもらいたいです」と話します。
同じくプロジェクトメンバーの伴野利絵さん(写真左端)は、去年は参加者でしたが今年はスタッフになりました。
同じくプロジェクトメンバーの伴野利絵さん(写真左端)は、去年は参加者でしたが今年はスタッフになりました。
真庭地区で始まり大切に育ててきた活動は今や広く浸透し、新たなメンバーも加わって、この先へと受け継がれていきます。
【参加者の声】
*ずっと参加していて、もう何年目になるか覚えてないわ。10年以上かな?
*だんだんでき上がっていく過程が楽しいです。家でも編んで、義母にプレゼントしました。
*だんだんでき上がっていく過程が楽しいです。家でも編んで、義母にプレゼントしました。
*編み目がきつくなってしまいがちなので、仕上がりがふんわり柔らかくなるように気を付けています。
*この活動、楽しいですよ。自分が楽しんでやったことでどなたかが喜んでくださるのなら、言うこと無いですよね。
【会場スナップ】
「ピースアクションinナガサキ」2018年・2019年の報告。
ちなみに今年は宅配センターに集まってオンライン企画に参加し、被爆の実相を学びました。
【会場スナップ】
「ピースアクションinナガサキ」2018年・2019年の報告。
ちなみに今年は宅配センターに集まってオンライン企画に参加し、被爆の実相を学びました。
美作エリアの平和活動のシンボル、「折り鶴ブローチ」も作りました。
「モチーフつなぎに疲れたらブローチ作ってくださいね」との呼びかけに、
参加者は「それも指先使うし、目が疲れるわ~(笑)」。
和やかな雰囲気に包まれていました。
片付け後に集合写真を撮影したため、全員が映っていなくてごめんなさい。
3歳のお子さん連れのお母さん(前列左端)は、材料セットを持って帰られました。
会場ではなくご自宅でモチーフつなぎをする方は、今年は16人いるそうです。
【他の会場のようす】
作東農村環境改善センター(美作市)【写真】と久世エスパス(真庭市)でも同日開催されました。