おかやまコープでは、10月をAMDA募金月間と位置付けてAMDAへの支援を呼びかけており、複数のエリアで「AMDA社会開発機構（アムダマインズ）」の活動について学ぶ企画が開催されています。
10月11日にコープ倉敷北で開催された「AMDA社会開発機構の活動を知ろう！」（主催：倉敷エリア）のようすをご紹介します。
 
アムダマインズの竹久佳恵（たけひさよしえ）さんから、ネパールの文化・経済・宗教、そしてアムダマインズが行っている「ネパール母子保健格差是正事業」の報告をお聞きしました。おかやまコープは「AMDA基金」を活用して2021年から同事業を支援しています。
この事業の活動地は、ネパールの中でも特に貧しく、開発から取り残されて「灯台下の暗やみ」と呼ばれているカイラリ郡チュレ地区です。現地では、施設や技術の不足、情報や知識の欠如、因習、女性の立場の低さなどが要因となって、妊産婦や赤ちゃんの死亡率がとても高いそうです。

「ネパール母子保健格差是正事業」についてはこちら（アムダマインズのサイトに移動します）
https://amda-minds.org/projects/nepal/
https://amda-minds.org/activityrep_230427/
 



竹久さんが見せてくださったのは、病院で出産したお母さんと赤ちゃんに贈られる「赤ちゃんキット～おかやまコープ～」。おむつ・ベビー服やおくるみ、ベビーオイルやクリーム、そしてお母さんの服や下着などが特製の袋に入っています。このキットが妊婦健診の受診や病院での出産のきっかけになり、リスクを低減するために一役買っているとのことでした。
かわいいベビー服に目を細めながら、過酷な環境下で出産せざるを得ないネパールのお母さん達に思いを馳せました。
 




続いて、ネパールの赤ちゃんに贈るおもちゃを作りました。ペットボトルの中でカラフルなリングが回る、楽しいおもちゃです。竹久さんのお話を聞きながら、ネパールの赤ちゃんの笑顔を思い浮かべて手を動かしました。
完成したおもちゃは、アムダマインズを通じてネパールの赤ちゃんに贈られる予定です。
 



会場では、ネパールの本やおもちゃの展示、チャリティグッズの販売もありました。
 
《その他のエリアでも企画が行われました》
10月4日　備北エリア「AMDA-MINDSの話を聞いてみよう」
10月14日　岡山西エリア「ネパールってどんな国？　～アムダマインズの活動を知ろう～」
10月16日　井笠エリア「アムダマルシェ」