おかやまコープは、県内の玉野市を除く全自治体と「地域の見守り活動に関する協定」を締結し、週1回の商品配達や高齢者向け弁当配達時に普段と違う状況があれば、各自治体の地域包括支援センターや指定されたご家族などへ情報連携しています。

　2024年度の上期は237件の安否確認対応を行い、213件の無事確認と24件の救急車要請等の対応を行いました。安否確認は、「先週のお届け商品がそのままになっていた」「前日の弁当が手つかずのまま置いてあった」「声を掛けても出てこられない」など異常を感じた場合に対応しています。




【対応事例】
配達先に到着して商品をお届けしようとしたところ、家の中から組合員さんの大きな声が聞こえたため、声をかけました。助けを求める声がしたので、入ったところソファーの横で倒れて動けなくなっている組合員さんを発見。救助をおこない、救急車の手配を行いました。トイレに行こうとしたところバランスを崩し転倒したとのことでした。



配達に伺ったところ、昨日お届けのお弁当が手付かずで、昨日・本日とも配達時のお声がけに対するお返事はありませんでした。部屋の電気は昨日、本日とも消えていました。ご本人と別居のご家族に連絡したところ、ご本人とお話ができました。横になっていたとのことで無事を確認できました。


【表】　市町村別 安否確認対応件数（2024年4月1日～9月30日）


おかやまコープでは、誰もが住み慣れた地域で安心してくらし続けられること目的に、その役割を果たしていきます。