子供の頃、卵は貴重品でした。家で飼っていた鶏の産む卵は手土産楽贈答品に使われることが多く、家族の口にはなかなか入りませんでした。そんな中、祖母は大きなどんぶり鉢に卵を1個割り入れ、たっぷりの炊き立てごはんにからめて私達姉妹のお茶碗に取り分けてくれ、学校に送り出してくれました。卵かけごはんに舌鼓を打っています。