子供の頃のある年のクリスマス。両親と普段めったに行かないようなレストランに行ったときのことです。店内は素敵に飾り付けられ胸がワクワク。窓際の席に案内されました。窓にも発泡スチロールで形どったサンタやトナカイの装飾が施されていましたが、それが食事中に次々とボトボトと落ちてきて、それはそれは不吉でなんとも言えない気持ちに。幼い私の胸躍る思い出は一瞬にして不穏な記憶に塗り替えられてしまいました。